代数と関数 · 指数関数

指数関数

底がb > 0、b ≠ 1である関数y = bˣ。x = 0で高さは1となり、同じ方向へ同じ幅で進むたび、高さには同じ数が掛かります。

この可視化での指数関数

指数関数は、一定の底b>0b > 0、b≠1b \ne 1に対するf(x)=bxf(x) = b^xです。x=0x = 0では高さが1になります。0以上の整数nについて、bnb^nはbをn回掛けることを意味し、23=2⋅2⋅2=82^3 = 2 \cdot 2 \cdot 2 = 8です。左へ1ステップ進むと掛ける代わりに割るので、b−n=1/bnb^{-n} = 1/b^n、b0=1b^0 = 1となります。分数も同じ規則です。半ステップ2回が1ステップなので、半ステップでは2乗するとbになる正の数b1/2=bb^{1/2} = \sqrt{b}を掛けます。同様に、b1/qb^{1/q}はbの正のq乗根で、bp/q=(b1/q)pb^{p/q} = (b^{1/q})^pです。√2のような無理数の指数は、近くの有理数の指数を通じて定まり、曲線の隙間が埋まります。

同じステップ、同じ倍率

bx+Δx=bx⋅bΔxb^{x + \Delta x} = b^x \cdot b^{\Delta x}なので、右へΔx進むと、出発点によらず高さにbΔxb^{\Delta x}が掛かります。Pからの階段は、各段の立ち上がりにその倍率を表示します。左へ進むと、その数で割ります。一方、一次関数では等しい幅のステップごとに同じ量を足します。この1つの規則がグラフ全体の形を決めます。曲線は(0, 1)を通り、半分にし続けても0にはならないため、x軸より上にあります。b>1b > 1では右へ進むほど急に上がり、左では0に近づきます。0<b<10 < b < 1では逆になります。

底 bと1/b

(1/b)x=b−x(1/b)^x = b^{-x}なので、(1/b)x(1/b)^xのグラフはbxb^xのグラフをy軸に関して反転したものです。一方で右へ1ステップ進むことは、もう一方で左へ進むことに当たります。底1は除きます。各ステップで1を掛けるためグラフは直線y = 1となり、異なるxで同じ値を取るので逆関数がありません。それ以外の底では、逆関数は対数log⁡bx\log_b xです。

高さに比例する傾き

幅hのステップでの高さの平均変化率はbx+h−bxh=bx⋅bh−1h\dfrac{b^{x + h} - b^x}{h} = b^x \cdot \dfrac{b^h - 1}{h}です。第2の因子はxによらず、hが0に近づくとbだけで決まる数、自然対数ln⁡b\ln bに近づきます。したがって接線の傾きは(bx)′=ln⁡b⋅bx(b^x)' = \ln b \cdot b^xです。曲線が高いほど、いつも同じ比率で急になります。その比率が1となる底がe≈2.718e \approx 2.718です。ln⁡e=1\ln e = 1なので、exe^xのグラフではどこでも傾きと高さが一致します。

注目する点

  • 法則bx+y=bxbyb^{x + y} = b^x b^yと(bx)y=bxy(b^x)^y = b^{xy}は、すべての実数x、yについて成り立ちます。どちらもステップの規則を式にしたものです。
  • bxb^xでは指数が変わり、x2x^2のようなべき関数では底が変わります。グラフの振る舞いは大きく異なります。

操作方法

  • Pを曲線に沿ってドラッグするか、曲線を押してPをそこへ移動します。(1, b)のひし形を上下にドラッグすると底が変わり、eや整数に吸着します。
  • bの入力欄にはeや3/2などの分数を入力できます。
  • キーボードではTabでPに移動して左右の矢印キーを使います。ひし形では上下の矢印キーを使います。Shiftを押すと大きく動きます。

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