この図で見る二次関数
二次関数は を満たす関数 です。グラフは放物線で、 なら上に、 なら下に開きます。このページでは1つの二次関数を同値な3つの形で表します。パネル上部のモードダイヤルで操作する形を選び、グラフのドラッグや操作部の調整に合わせて、3つの式が連動します。
各形はグラフの特徴を1つずつ表します。一般形では がy 切片で、グラフは白抜き点 で y 軸と交わります。対称な点 が左右の対称性を示します。頂点形は頂点 と対称軸 を表します。因数分解形はグラフと x 軸の交点である根を表し、実数の範囲では判別式が負でない場合だけ存在します。
注目するところ
- 平方完成は平行移動に対応します。上の3段階で一般形を頂点形へ変え、 は を x 軸方向に 、縦方向に 移したものです。頂点形の 、 を変えるか頂点をドラッグすると、 と2方向の移動を描きます。
- :2つの実数解。:1つの重解で、頂点が軸上。:実数解なし。この場合、方程式 には互いに共役な2つの複素数解があり、このグラフの点ではありません。
- は3つの形で同じ数で、放物線の幅と開く向きを決めます。 だけを変えても単なる横移動にはならず、頂点は放物線 上を動きます。 だけを変えたときに固定されるものは形ごとに異なります。一般形では とそこでの接線 が固定され、すべての放物線がその点でその直線に接します。頂点は直線 上を動きます。頂点形では頂点が固定され、因数分解形では根が固定されて頂点が対称軸上を動きます。
- このページは厳密な分数で計算し、式には厳密な小数、分数、平方根を表示します。長すぎる数は丸め、その式には ≈ を付けます。投げ上げたボールの見どころ以外では両軸の尺度は同じで、異なる場合にはグラフに注記します。
操作方法
- モードダイヤルで操作する形を選びます。一般形では 、、 をノブで、頂点形では と頂点 、因数分解形では と2つの根を微調整用ホイールで設定します。実数の根がないときは因数分解形を選べません。変換の詳細を開くと、教科書の公式とともに他の2つの形の値を確認できます。
- グラフ上の点をつかむと、対応する形に切り替わります。頂点をドラッグすると放物線全体が移動します。根は x 軸に沿って動き、 ともう一方の根は固定されます(他方の根が無理数なら、先に小数第6位までに丸めます。見た目には分からない変化です。重解を動かすと放物線全体が横移動します)。y 切片は y 軸に沿って動き、 だけが変わります。ほかの場所でドラッグすると表示範囲が移動します。数値をクリックすると、小数や3/4のような分数を入力できます。
- プレゼンテーションモードではプロジェクター向けの全画面表示になります。矢印キーで放物線を移動し、H で答えを隠します。操作中の形の数値だけが残り、他の2つの形と変換は疑問符になります。