この可視化でのベクトル場
平面上のベクトル場は、定義域の各点にベクトルを対応させます。速度場として読むと、各点を動かします。粒子は下の自律系に従い、その軌道は場の積分曲線(流線)になります。このページでは場を描き、インクと粒子を場に沿って動かし、測定点を置いた場所でFの値を求めます。
矢印が表すのは、その瞬間の速度だけです。粒子は直線の矢印に沿って進み続けるのではなく、各点で矢印に接する曲線をたどります。回転場では、(1, 0)の矢印は真上を向きますが、インクの中心は単位円を回ります。格子上の矢印は共通の縮尺で描き、図の下に倍率を示します(長すぎる矢印は一部を省略し、斜線を付けます)。測定点の矢印はF(P)を実際の長さで示し、成分PとQは破線で描きます。
小さなインクの滴は、点の近くでの場の構造を見せます。1次の近似では、中心のFによって運ばれ、場の微分行列によって変形します。面積の相対的な増加率は(有限の大きさの滴なら、滴の領域内の発散の平均)、微小な線素の平均角速度はです。残りは、どちらの数値だけでも表せないせん断と伸縮です。2本の直径を見ると分かります。せん断場では、t = 1で一方は45°傾き、もう一方は水平のままです。
注目するところ
- 背景の粒子はランダムな場所で再出現するため、密集の度合いには意味がありません。膨張を見るにはインクの面積に注目してください(発散、E25)。粒子の短い尾は時間とともに消え、流線ではありません。流線には別の表示キーがあります。
- 各インクは置いた瞬間をt = 0とし、数値表示は最後に置いたインクの時間を示します。順方向ではtが増え、逆方向では減り、どちらも0を越えられます。どちらの向きに流しているときもインクを追加できます。負の時間では、初期状態の円から同じ場を逆向きにたどるため、過去の記録は必要ありません。5つの線形の例には行列指数関数を使い、振り子と入力した場には誤差を制御する数値積分を使います。可逆性には、全区間で存在する一意な解が必要です。計算が停止した点は復元できません。
- インクが計算範囲を出た場所や、場が発散したり値が定まらなくなった場所では、その点の移動が止まります。そこで輪郭が途切れ、塗りつぶしを外します。ここで扱う場は2次元で、時間には依存しません。
操作方法
- 図をクリックするとインクを落とし、ドラッグすると連続して置けます(最大3滴)。図を移動がオンのときは、ドラッグで表示範囲を移動します。Pはドラッグするか座標を入力して動かせます(−100から100)。ドラッグ中は矢印の格子に吸着します。PとQの式には+ − × ÷ ^、sin、exp、ln、sqrtなどを使えます。
- プレゼンテーションモードはプロジェクター向けの全画面表示です。スペースキーで流れを再生・停止し、→と←で向きを設定、Hで測定点のFの値を隠します。共有では、場、測定点、各時刻のインクを再現するリンクをコピーします。
関連項目
さらに読む: ウィキペディア: Vector field (英語); OpenStax, Calculus Volume 3, 6.1 Vector Fields (英語).